曼殊院 【宗派】天台宗
【所在地】京都市左京区一乗寺竹ノ内町42

曼殊院は正式には、曼殊院門跡(竹ノ内門跡)といいます。京都市内には、他に青蓮院、三千院(梶井門跡)、妙法院、毘沙門堂門跡があり、天台五門跡の1つに数えられます。場所は京都の北東、修学院離宮の近くにあります。このあたりは、歩いていると、畑や田んぼがあるのどかなところです。一度目は徒歩、二度目は車でいきましたが、駐車場も少しならあります。坂道を登って行くとまず目にするのが、勅使門。そして、現在の入口は左手から入ります。入ると、天井の高く広いその名にふさわしい大玄関が迎えてくれます。上がると、竹の間や虎の間など各間に趣向が凝らしてあり、ひとつひとつの部屋を見ていくのがドキドキします。そして、細長い渡り廊下を抜けると、大書院に向います。この渡り廊下も右手にお庭が見えて、昔の校舎のような趣があり、とても魅力的です。大書院にはご本尊の阿弥陀如来像が安置され、手前に仏舎利塔らしきものがありますが、ここが元来本堂のようです。この阿弥陀様はあまり有名ではないですが、なかなかいいご面相をされています。また欄間も面白く菊のデザインをしたものや、まんじ崩しのものなどがあります。また、富士山の釘隠しや瓢箪の引き手など細かくみると、面白い発見があります。また、紅葉も有名です。枯山水の庭に上品に紅葉の木が植わっています。近くに、詩仙堂や圓光寺などもあり散策するには格好のスポットです。
※門跡寺院・・・皇族・貴族の子弟が代々住持となる別格寺院のこと


おすすめ情報

『時期』
国宝黄不動明王像特別公開(平成19年3月2日)
紅葉(11月中旬~11月下旬)

『建築』
大書院(江戸時代)重要文化財 
小書院(江戸時代)重要文化財

『絵画』
黄不動(平安時代)国宝
古今和歌集(曼殊院本)(平安時代)国宝