仁和寺

【宗派】真言宗御室派総本山

【所在地】 京都市右京区御室大内33 

 宇多天皇によって金堂が888年に竣工され創建した年が仁和4年だったことから、仁和寺と名づけられました。京都の西北に位置し、右に金閣寺、龍安寺、左に大覚寺があり恵まれた場所にあります。まわりのお寺にもおまいりされるなら、車のほうが便利ですが、京福電鉄の御室(おむろ)駅で降りれば歩いて5分ほどでニ王門に到着します。この山門は知恩院の「三門」、南禅寺の「山門」と共に京都の三大門と呼ばれています。

 門をくぐると、左に御殿、右には五重塔、正面奥に金堂があります。御殿は明治から昭和にかけて建てられたものですが、その設計が東本願寺も手掛けた京都府技師亀岡末吉氏によるもので欄間の意匠や柱と長押のバランス、錺金具などが絶妙で、京都に来られたら是非お勧めしたい建築です。

 奥に進み中門をくぐると、右に五重塔、正面に金堂がみえてきます。正面と両脇に阿弥陀三尊像があります。また、この金堂には垂木(たるき)や虹梁に墨差し金具が使われていて、お堂をより豪華な印象にしています。

 仁和寺は京都の遅咲きの御室桜としても有名で手にとるようなところに桜を見ることができ、4月下旬には多くの花見客が訪れます。

おすすめ情報

『時期』

四月下旬(桜開花期) 桜まつり

 

『仏像』

阿弥陀三尊像、(国宝)【平安時代】

 

『建築』

金堂(国宝)【江戸時代】

五重塔(重要文化財)【江戸時代】

御殿(宸殿、黒書院、白書院、)(明治~大正時代)

ニ王門(重要文化財)【江戸時代】

 

※墨差し金具・・・銅地の金具に金箔または本金鍍金した上に、墨で金具の模様に合わせて墨を差している金具をいう。御所やお寺の中でも高貴な場所にしか使われない。