迎え火はご先祖様が帰ってくる際の目印になります。玄関口で灯りをともしてお迎えする地域もあれば、お墓まで灯りを持ってお出迎えする地域もあるようです。その場合は取っ手の付いた棒に提灯をぶら下げて持ち歩きます。送り火は帰ってきて頂いたご先祖様をお見送りする時にともす灯りです。感謝の気持ちを込めてお見送りしたいものです。
Q 迎え火と送り火の意味を教えて下さい。
ご先祖様をお迎えするのが「迎え火」、お見送りするのが「送り火」です。
この時の「火」の役割を果たすのが盆提灯で、迎え火のあかりはご先祖様の霊がお里帰りする際の目印になります。
ですから、玄関先や窓ぎわなど目立つところに盆提灯のあかりを掲げ、ご先祖様が迷わないよう導きます。 地域によってはお墓で迎え火を行うというところもあります。その場合は取っ手の付いた棒に提灯をぶら下げてご先祖様のお墓までお出迎えに行きます。
送り火は帰ってきて下さったご先祖様の霊に対して敬意を込めて点すあかりです。 同じく玄関先や窓際に盆提灯を飾り丁重お見送りします。