Q 迎え火の時に苧殻を燃やすと聞いたのですが?

昔から迎え火には苧殻(おがら)を焚いてご先祖様の霊を迎えました。
苧殻(おがら)とは何なのか?実は麻の皮を剥いだ後に残る芯の部分のことを「おがら」と言います。
宗教的な意味合いから麻は清浄な植物として捉えられてきました。ですから、ご先祖様を迎えるにあたって、悪霊など不吉なものまで一緒に家に招き入れてしまう事のないよう、清浄な麻を焚き上げるようになったのだと考えられます。
この苧殻(おがら)はお盆のシーズンになるとお花屋さんや仏具屋で見ることが出来ます。
昔はお盆の季節が近づくと「おが~ら~」「おが~ら~」などと盆棚(精霊棚)に必要な材料を売り歩く人の声がそここちらで聞こえたようです。