Q 盆提灯(盆ちょうちん)はいつからいつまで飾れば良いでしょうか?

さて、お盆提灯を飾る期間について?ですが、お盆休みの期間である8/13~8/16までと考える方も多いのではないでしょうか?実はもっと長い期間、風情ある盆提灯のあかりを楽しんで頂いて結構なのです。


【7月盆の場合】
東京・静岡・名古屋 など7月にお盆行事をする7月盆の場合は7月初旬から飾っても頂いても結構です。
片付けるのは、送り火を終えお盆が明ける17日以降ということになりますが、8月初旬まで飾って頂いても問題ありません。


【8月盆の場合】
大半を占める8月盆の地域の場合は8月一杯まで
飾って頂けます。

【心温まる小話】
幕末の江戸の街の様子を記録した『江戸府内絵本風俗往来』には初盆の白提灯や大きな切子灯籠が吊されていた様子が描かれています。
「年々七月朔日の夕より江戸市中毎戸盆提灯を店の軒下につる大店は 大瓜形の白張をともす大伝馬町の如き大店のつらなる処は  戸々白提灯なり 又切子灯籠をともす店もあり 今夜より八月五日或いは七日迄なり 此の中毎夜点して佛の供養とす 八月以降は無縁の佛に供すといふ」
江戸時代は7月のお盆でしたが、7月1日(朔日)から8月の5日あるいは7日まで盆提灯に火を灯し続けたと記されています。7月は仏、つまりご先祖様のためで、8月は無縁様のためでした。
7月にお盆を行う地域では、この習慣に倣って8月初句まで盆提灯を飾ることも考えられます。 8月お盆の地域の場合にはやはり8月一杯ということになるでしょう。