お盆の風習は宗教や地域によって様々です。
地域に根付いた初盆を行いたい場合は菩提寺(故人のお墓があるお寺)にたずねてみるのが確実でしょう。
そこで、お寺とお盆との関わりについて少し触れたいと思います。
棚経というのをご存知でしょうか?
お盆の時に 盆棚(精霊棚) の前でお経を読んで頂くことを棚経と言います。お盆はどこのお寺も忙しいのでご希望される方は早めにご予約されることをおススメします。その際にはお経の内容やお盆についてのお話など、私個人の意見ですが大変興味深いので一度お尋ねになってみてはいかがでしょうか?
お布施の表書き・金額について
さて、読経が終わった後のお礼。お布施ですが、ご住職に渡すお礼の表書きは「御布施」と書きます。
遠くから来られる場合は「お車代」も別途付けます。お坊さんには直接手渡しするのではなく、お盆に置いてお渡しする方がより丁寧です。 料金設定については宗派はもちろん、地域のお寺によっても違いが見られます。お寺からお経を上げに伺うとの連絡が入るケースもございます。お布施の金額でもし悩まれるようでしたら、ざっくばらんにお寺にご相談されるのが宜しいかと思います。決して失礼には当たらないはずです。

初盆のお布施とマナーについて
目次