2020年– date –
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お盆提灯で祀る「お盆」のルーツとは?
お盆が四十九日前に来る場合
Q. 四十九日法要の前に初盆が来る場合は? 四十九日前にお盆の日が来る場合には、2年目のお盆を初盆とするのが一般的です。例えば、8月上句にご家族が亡くなった場合、8月15日のお盆は、四十九日法要の前に来ることになります。この場合には亡くなった... -
お盆提灯で祀る「お盆」のルーツとは?
新盆・初盆とは?
Q. 初盆(新盆)とはどのようなお盆ですか? これもよくあるご質問です。亡くなられて四十九日法要が終わった後、つまり忌明け後に初めて迎えるお盆のことを初盆・新盆(はつぼん・にいぼん)と呼び、特別に親類や知人が集まり、お飾やお供えなども盛大に... -
お盆提灯で祀る「お盆」のルーツとは?
盆提灯(盆ちょうちん)はいつ飾るのか?
Q. お盆の期間~提灯はいつ飾るのか? 「お盆の季節」というと、いつからいつまでの期間だと思われますか?まず最初にここで言うお盆とは宗教的意味合いからの「お盆行事の季節」をさします。意外と知られていないお盆の期間についてですが、実は地域によ... -
お盆提灯で祀る「お盆」のルーツとは?
盆提灯(盆ちょうちん)の起源
お盆は故人を含めご先祖の霊をお迎えするための行事です。迎え火でお家に向かい入れ、送り火でお見送りします。簡単に言うとその時の火が盆提灯となるわけです。昔はサザエさんに出てくるような日本家屋が主流でしたから、お盆の季節になると玄関や縁側に... -
盆提灯(盆ちょうちん)の送り火と迎え火
送り火とお供え物
Q お供物の一部を送り火と共に燃やしても構いませんか? 盆棚(精霊棚)はお盆が終わった後に処分します。初盆だった場合は初盆用の白い提灯と一緒に盆棚も一緒にお炊き上げします。 現在ではマンション住まいの方が多く、昔のように各ご家庭の自宅の庭... -
盆提灯(盆ちょうちん)の送り火と迎え火
マンションでの迎え火・送り火
Q マンションの場合、迎え火、送り火はどのようにしますか? 迎え火・送り火の際は玄関先にちょうちんを飾るのが古くからの慣わしでしたが、現在の住宅事情では防犯・防災の面からもなかなか難しい状況だと思われます。その場合は玄関先ではなく、下駄箱... -
盆提灯(盆ちょうちん)の送り火と迎え火
迎え火と苧殻(おがら)
Q 迎え火の時に苧殻を燃やすと聞いたのですが? 昔から迎え火には苧殻(おがら)を焚いてご先祖様の霊を迎えました。苧殻(おがら)とは何なのか?実は麻の皮を剥いだ後に残る芯の部分のことを「おがら」と言います。宗教的な意味合いから麻は清浄な植物... -
盆提灯(盆ちょうちん)の送り火と迎え火
迎え火と送り火とは?
迎え火はご先祖様が帰ってくる際の目印になります。玄関口で灯りをともしてお迎えする地域もあれば、お墓まで灯りを持ってお出迎えする地域もあるようです。その場合は取っ手の付いた棒に提灯をぶら下げて持ち歩きます。送り火は帰ってきて頂いたご先祖様... -
盆提灯(盆ちょうちん)について
盆提灯(盆ちょうちん)を片付ける時の注意点
Q. 盆提灯を片付ける時の注意点はありますか? 盆提灯(盆ちょうちん)は非常にデリケートな工芸品です。とは言え、丁寧に扱えば長年お使い頂ける品でもあります。お盆提灯はご先祖様をお迎えするためのモノですから、なるべく長くお使い頂きたいものです... -
盆提灯(盆ちょうちん)について
高灯籠(たかどうろう)について
Q. 高灯籠とは何ですか? お盆に提灯を飾る風習は鎌倉時代からあったようです。屋根を越えるくらいの長い竿の先に提灯をつけ、お里帰りされるご先祖様にお里の灯りが遠くからでも見えるよう、高く掲げたのでしょう。この高灯篭は鎌倉時代に書かれた「明月...