真宗本廟(東本願寺) 第2回
【宗派】真宗大谷派本山
【所在地】京都府京都市下京区烏丸通七条上る


2009年7月御影堂が修復を終え、そのきれいになった姿をあらわしました。目の当たりにするのは2003年11月29日以来ですから、6年弱の月日が経っています。修復前から、小屋組と呼ばれる天井裏に上ったり、修復中も工事現場の見学会に参加させていただいたりしたので、出来上がりの感動はひとしおでした。御影堂はなにもかもが圧巻でした。参詣席でおまいりしているだけでも大きさを感じますが、天井裏に上ると、なにもかもが大きいです。すべて通路になっているのですが、一番上の大棟あたりは軽自動車が通れるくらいの通路がありました。また、修復中の作業現場ではまず、屋根の高さと勾配の大きさに驚きました。映画カリオストロの城の、塔から塔に渡るルパン三世と姫の場面を想い起こしたのは少し不謹慎?
御影堂の黒と金の印象(私の大学時代の先生、寺川先生は光と影の世界とおっしゃっていました)が強い内陣に対し阿弥陀堂は金一色という印象です。仏具に携わっていると、金箔が何枚使われているのかと考えてしまいます。一般的な寺院の宮殿(ご本尊を安置する厨子)で約10cm角の金箔が約2000枚ですからこの阿弥陀堂の内陣全部でしたら、100万枚以上?100万ドルの内陣です。 
さて、東本願寺にはもうひとつ見所があります。それは、烏丸通りを挟んで、東側にある渉成園(しょうせいえん)です。周囲に枳殻(からたち)が植えてあったことから枳殻邸(きこくてい)ともよばれています。ここは印月池(いんげつち)という池を配した広大な庭(石川丈山作庭)があり、昔は映画の撮影にもよく使われたそうです。数年前にここの臨池亭という場所でお寺様と食事をご一緒させていただいたことがあります。景色がよくすごく風流でした。食事が終わると目の前の池を見ながら縁で日向ぼっこし、それは長閑な時間を過ごしました。その他に園林堂や傍花閣などの興味深い建物があります。桜や紅葉の名所でも有名です。京都駅からも近く、交通至便な場所です。


おすすめ情報

『時期』
御正忌報恩講 身体を揺らしてお経をあげる坂東曲(ばんどうぶし)で有名 
毎年11月21日~11月28日
春の法要(親鸞聖人誕生会含む)
毎年4月1日~4月3日

親鸞聖人750回大遠忌法要 2011(平成23)年
第1期法要 3月19日(土)~3月28日(月)10日間
御遠忌讃仰 3月29日(火)~4月18日(木)21日間 
第2期法要 4月19日(火)~4月28日(月)10日間
御遠忌讃仰 4月29日(火)~5月18日(月)20日間 
第3期法要 5月19日(土)~5月28日(月)10日間
御正当報恩講 11月21日(火)~11月28日(月)8日間 

『建築』
阿弥陀堂(明治28年)
御影堂(明治28年)
阿弥陀堂門(明治44年)
御影堂門(明治44年)
渉成園(昭和11年に国の名勝に指定)拝観料 500円以上の志納金を納める