本願寺(西本願寺) 第2回
【宗派】浄土真宗本願寺派本山
【所在地】京都府京都市下京区堀川花屋町下ル

前回に続き、西本願寺についてです。お堂の配置は阿弥陀堂が北側に南側に御影堂が建っています。これは、東本願寺とは逆の配置になっています。お朝事にお参りする時は、北の阿弥陀堂よりお勤めが始まりますので、北側の駐車場に車や自転車を止めてお参りする時は近いので便利です。ちなみに私の母は10年以上、雨の日以外はこのお朝事にお参りしています。‘香華堂’と書いた散華を持ったおばあちゃんが母です。母によると、2009年4月1日に御影堂の修復が終わり、親鸞聖人の御木像が阿弥陀堂(その当時は総御堂)から御影堂に遷ってからは、阿弥陀堂でのお勤めが終わってから、御影堂へ移動しなければならないので、移動するのが大変と言っております(笑)
御動座法要以来、御影堂に入堂することができるようになりましたが、やはり御影堂は広いと改めて実感いたしました。先日、NHKで放送されたこの御影堂の特徴がいくつか紹介されていまし<>たが注目したのは回廊柱で、言われてみると軒先に多くの柱が並んでいます。これは雪国地方の建築を参考にしたといわれていましたが、これが耐震になったのでしょう。
次に境内へ目を移すと、境内北側に経蔵があります。これは浄土真宗の寺院には珍しく、中に回転式書架の転輪蔵が安置されています。非公開文化財特別公開の際に拝見しましたが、転輪蔵は大きく保存状態もよく、経蔵内部の回りに貼られている伊万里焼の陶板が、色鮮やかで、「タイルといものは風化しないものなんだ」と鮮明に覚えています。一方南側には京都の金閣寺、銀閣寺とあわせ「三閣」といわれる飛雲閣があります。こちらは親鸞聖人の誕生をお祝いする「降誕会(ごうたんえ)」に拝観しました。中に入ることはできませんでしたが、大津の舟職人さんが作ったとされる真新しい小舟が係留されていました。この他に能舞台、日暮し門と呼ばれる、唐門、鴻の間など見どころ満載です。日本で最大の仏教教団の総本山。よく前を通りますが、日々参拝される方々が日本人だけでなく、世界中から集まって来られます。その各人の願いが込められ、それを受け止める器の大きさをここ本山で感じるのはさすがだなぁと感じます。

おすすめ情報

『時期』
御正忌報恩講 毎年1月9日~1月16日
親鸞聖人降誕会 毎年5月20日~5月21日
親鸞聖人750回大遠忌法要 2011(平成23)年 4月9日(土)~4月16日(土) 8日間 5月9日(月)~5月16日(月) 8日間 6月9日(木)~6月16日(木) 8日間 9月9日(金)~9月16日(金) 8日間 10月9日(日)~10月16日(日) 8日間 11月9日(水)~11月16日(水) 8日間 2012(平成24)年 1月9日(月)午後~1月16日(月)午前 8日間

『建築』
阿弥陀堂(江戸時代)重要文化財
御影堂(江戸時代)重要文化財
唐門(寛永8年に伏見城より移築)国宝
飛雲閣(寛永の頃に豊臣秀吉の聚楽第より移築)国宝