龍安寺

【宗派】臨済宗妙心寺派

【所在地】 京都市右京区龍安寺御陵ノ下町13

 宝徳2年(1450)室町幕府官領細川勝元が、妙心寺の義天玄承を開山として創建されたもので、山号は大雲山といいます。京福電車だと、龍安寺道から徒歩7分、車でも駐車場が広く、石庭拝観者には駐車一時間無料です。山門を入ると、まず目にするのが鏡容池(きょうようち)と呼ばれる大きな池でその周りには木々が植えられ、苔もあり、自然と心を癒してくれます。そして、その先の石段を登り、庫裏を入ると左手にいよいよ枯山水の庭として有名な『石庭』が広がります。東西約25m、南北約10m。三方を築地塀〔油土塀〕で囲み、境内の森林を借景としています。庭内は一木一草も用いられず、地表に白砂を敷き15個の自然石を配しています。その姿から「虎の子渡し」とよばれます。15の石が東から7・5・3で構成され、別名に「七・五・三の庭」ともいわれます。しばらくこの庭を眺めると、心が落ち着きます。また、方丈裏にある石でできた手洗鉢(つくばい)(こちらはレプリカ)があります。中心の口を四つの文字で共有し『吾れ唯足ることを知る』ことを表しています。「知足のものは貧しといえども富めり、不知足のものは富めりといえども貧し」という禅の境地を表現しています。水戸黄門が寄進されたと伝えられています。ちょっと心が疲れたら、癒しに訪れてみるとよいでしょう。

 

※虎の子渡し・・・虎が三匹の子を連れて川を渡るさま。

 

おすすめ情報

『時期』

秋(紅葉)

 

『建築』

方丈(重要文化財)【江戸時代】

 

『その他』

石庭【室町時代末期】

手洗鉢(つくばい)【江戸時代】