飛鳥寺(真言宗豊山派) 〒634-0103 奈良県高市郡明日香村飛鳥682 
橘寺(天台宗)  〒634-0142 奈良県高市郡明日香村橘532

日本最古の仏像と呼ばれる飛鳥大仏を本尊とする飛鳥寺に行ったことがないことに気づき、2021年12月に行ってきました。飛鳥寺は奈良市内の南に位置し、京都市内から車で約1時間半の場所にあります。

飛鳥寺本堂


お寺の駐車場に車を止め、拝観料350円を支払い堂内に入ります。入ってすぐ目の前に飛鳥大仏が鎮座されています。飛鳥大仏は推古天皇が605年に詔して(しょうして)法隆寺の釈迦三尊像も造った鞍作止利(くらつくりのとり)(止利仏師)によって609年に完成した銅像の鋳造 釈迦如来座像で2008年、開眼1400年となります。
飛鳥大仏は幾多の災難に遭い、創建当時の部分は2015年からの大阪大学の調査で面部全体と、右手の上半部分のみとされたようです。他の部分は後補であるので、国宝に指定されず、重要の文化財の指定にとどまっているのは残念でなりませんが、それゆえ、村の皆さん初め今日来られた方々皆さんにも護持してほしいという思いから写真撮影をOKされているとのことでした。

飛鳥大仏

向かって右側には藤原時代の木造 阿弥陀如来坐像が左側には室町時代の木造 聖徳太子孝養像が安置されています。また本堂を出て西側には大化の改新のきっかけとなった乙巳の変(いっしんのへん)で中大兄皇子・中臣鎌足に暗殺された蘇我入鹿の首塚があります。

橘寺

次に橘寺に向かいます。飛鳥寺からは車で5分ほどのところにあります。橘寺は聖徳太子ご誕生の地です。ご本尊は聖徳太子像で本堂にお参りすると寺号の由来となっている橘の大きなローソク立が印象的なお寺様でした。境内には浄土真宗の有志によって建立された親鸞聖人像の銅像もありました。

ここ明日香の地には高松塚古墳やキトラ古墳、石舞台古墳の古墳群や亀石・猿石などの史跡が多くあり、一日で回りきれない程です。古墳群は国の特別史跡に指定されているので、高松塚古墳とキトラ古墳近くには付帯施設があり古墳内部の様子や発見の経緯などを詳しく知ることができます。また石舞台古墳は外からだけでなく内部にも入ることができ、その存在感に圧倒されました。強力なエネルギーを持つパワースポットとしても有名なようです。

明日香村は平たんな土地なので天気のいい日はレンタサイクルで回ることもできます。ボランティアガイドも頼めますので、より深く知りたい方や団体で訪れる場合には頼むとより一層知識が深まると思います。たまには悠久の歴史を感じて見て回るのもいいかも知れませんね。