白川村 明善寺様(真宗大谷派)  岐阜県大野郡白川村荻町679

荘川桜公園  岐阜県高山市荘川町中野769-15

嘉念坊善俊上人道場跡及び墓石  岐阜県大野郡白川村鳩谷

 

前号の荘川桜から本来の目的である客様に向かいました。仕事の話を終え、嘉念坊善俊上人などについてお話をお聞きすると白川郷の近くにお墓があることが分かりました。そして、教えていただいた場所に車を向かわせましたが、途中、世界遺産になった白川郷が見えてきましたので、これは是非行かなければと思い向かいました。白川郷は世界遺産になった影響でしょうか、外国人を含め大勢の観光客が平日にも関わらず来られていました。

駐車場に車を止め、日も暮れてきましたので、地図を頼りにお寺様があったのを思い出し目的地に向かってダッシュしました。そのお寺様は真宗大谷派のお寺様で明善寺様といいます。まず目に飛び込んでくるのが特徴的な茅葺の鐘楼兼山門です。その手前に田んぼが広がっているので鐘楼兼山門や本堂もロケーションがよく、遠くからも見ることができます。庫裡が郷土記念館になっていて入館料300円を入口で支払い階段を上がり2階3階と見学しました。2階は様々な民具が置いてあり、3階は茅葺の裏側が見えてどのように茅葺が屋根に括られているか見ることができるので興味深いです。

次に1階まで下りて別棟の本堂に向かいお参りします。本堂はきれいに修復されていて本堂の正面には羅網が吊るされ両余間には蓮水の彩色が描かれています。外陣の壁の回りには浜田泰介画伯による親鸞聖人像や富士山の絵画が飾られています。さて入口に戻ると囲炉裏のある部屋があります。そこでお茶をいただき、受付の方に嘉念坊善俊上人のことをお聞きしたら、「住職を呼んできます」と言って直接お話しすることとなりました。改めて嘉念坊善俊上人道場のある場所などを詳しくお聞きすることができました。また、よくよくお話しているとご住職も大谷大学出身で自分と同じ寺川ゼミ出身ということで話がはずみました。駐車場に戻り目的地近くの鳩谷郵便局をナビにセットして向かいました。嘉念坊善俊上人の道場は小さな庵ですが茅葺の屋根が‘いにしえ’の雰囲気を醸し出していました。墓石はその道場向かって左手にあります。現在、お墓は高山市の照蓮寺様に移動されているので、こちらは旧墓地・火葬跡となりますが石碑はありました。

冬の時季に、合掌造りの屋根に雪が積もった姿を見に訪れたいものです。色々な出会いがあり、白川の方たちの温かい心にふれて取材することができ感謝いたします。