城端別院善徳寺(真宗大谷派)

富山県南砺市城端405

出張で近くを通ったので、真宗大谷派の南砺市の城端別院に行きました。前日に近くの砺波のホテルに宿泊したのですが、八尾町も近くなので「おわら風の盆」のポスターがあちらこちらに貼ってありました。八尾とも近い位置にあるのですね。当日別院に向かうと、次の日から2日間、城端地区で「むぎや祭」が開催され、別院も会場になるようで準備の真っ最中でした。城端地区の駐車場に車を止め、別院までのゆるやかな坂を上って行きました。いつもなら別院の境内に車を止めることができそうです。さてその坂を上っていくと、まず山門が見えてきます。山門にも賑々しく提灯が吊ってあり、境内には椅子が並べられていました。本堂右側の対面所になっている建物から入り、左手に曲がり本堂へと向かいました。本堂はちょうど漆塗工事の真っ最中で、職人さんが内陣と外陣の境の柱の漆塗をしているところでした。また外陣では別院の職員さんが掛軸を丸めて片づけられていました。本堂の内部の修復は平成23年度~平成29年度(平成30年3月)まで行われる予定です。仏具を見ると、欄間や柱などが金箔できれいになり、今行われている工事が終わるともっときらびやかになりそうです。特に特徴あるのがご本尊を安置する御宮殿です。一般的なお東の御宮殿は正面に唐破風の屋根がありますが、両側にも千鳥破風があり、屋根が多い形の御宮殿となっています。七尾仏壇の御宮殿に似ていますね。また城端別院はホームページを拝見すると法話に力を入れていらっしゃるようで1年365日、休むことなく続けられているそうです。継続は力なりですね。

外に出ると、祭の準備で忙しい所を本堂向かって左手の宝物館に向いました。しかしながら本堂修復中のため、拝観できませんでした。そのため、蓮如上人像とその前にある「蓮如上人腰掛石」を見て、写真に収めました。前に立っていた立札によると「この石は廃村になった中河内道場にあった蓮如上人腰掛の石と呼ばれている石です。中河内では安産石と呼ばれていました。その謂れは村の肝煎の娘が難産で苦しんでいたとき、この石の腰かけさせたところ安産したという石であります。」と書かれていました。城端地区ではこの話を元に紙芝居をされることもあるようです。城端地区はテレビアニメ「true tears」の舞台となったところで、城端駅ではそのアニメ関連のグッズも置かれているようです。城端地区は全体に道が広く、町家の建物やお店があり雰囲気のある町です。今度はのんびりと街を回りながら訪問したいですね。