2020年7月– date –
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香華堂報
特別寄稿【清澤満之記念館】/香華堂報170号[2015,03/01発行]
所在地 愛知県碧南市浜寺町2-1-2/西方寺境内地 前回、曽我量深記念館を特集に続き今回は、清澤満之記念館を境内地に有する西方寺様に訪ねてきました。実は西方寺様のご住職とは長年お世話になっているお得意様であり、この清澤満之記念館にもかつて案内... -
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特別寄稿【曽我量深記念館】/香華堂報169号[2015,02/01発行]
所在地 新潟市南区味方213番地/笹川邸隣り 新潟に出張に行く機会に恵まれ、少し時間も空いたので前から新潟にあると聞いていた大谷大学の元学長、曽我量深先生の記念館に行ってきました。曽我量深記念館は同じ郷土出身の脳神経解剖学の権威である平澤興... -
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職人探訪【鏧子 大鏧 経鏧編】/香華堂報168号[2015,01/01発行]
さて、前回に引き続き鏧子の話で今回は製作工程です。鏧子の原料は黄銅版(真鍮の別名)で、鏧子を置いた状態の上から端(はた)胴(どう)底(そこ)の三つの部分からなります。上の部分は厚いですが、胴と底にかけて薄くなっていきます。そして鏧子上部... -
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職人探訪【鏧子 大鏧 経鏧編】/香華堂報167号[2014,12/01発行]
本堂で鳴り物といえば、りんの大きくなった鏧(鏧は磬の下の石が金)子(けいす)ではないでしょうか。鏧子は宗派によって、呼び方がかわります。お西では大鏧(だいきん)、お東では経鏧(きょうきん)と呼び、それ以外の宗派は鏧子と呼びます。今回はご... -
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職人探訪【錺金具編】/香華堂報166号[2014,11/01発行]
仏壇や仏具を装飾する金具を錺(かざり)金具といいます。この金具の頭に使う錺という文字、仏具以外では見たことがありません。なぜ錺金具というか申しますと、金で芳しく(かんばしく)飾るということから、‘飾’の文字を使わず、‘錺’の文字を使うように... -
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職人探訪【彩色編】/香華堂報165号[2014,10/01発行]
私は彩色の仕事は描く仏具によって職先さんを分けています。彫刻に白い胡粉地をしてその上に濃い彩色をする極彩色の得意な職人さん、彫刻に金箔を押してその上から淡い彩色をする職人さん、そして金紙に花や動植物を描く職人さんなどにわけています。なぜ... -
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特別編集 高野山 大圓院【宿坊】への旅 /香華堂報164号[2014,09/01発行]
【第4回 大圓院・奥の院・金剛峰寺】 奥の院中の橋の駐車場のバスに戻ると、今度は本山の高野山金剛峰寺に向かいました。金剛峰寺の目の前に駐車場があるので、参拝しやすいです。山門まではゆるやかな石段があり、その向うに山門があります。山門はシ... -
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特別編集 高野山 大圓院【宿坊】への旅 /香華堂報163号[2014,08/01発行]
【第3回 大圓院・奥の院・金剛峰寺】 高野山の朝は本堂でのお勤めから始まりました。本堂を天井から吊るしてある灯籠のやさしいオレンジ色の光が包んでいます。読経は住職が導師、それに2人の若い僧侶が脇手前に着座していらっしゃいました。それから昨日... -
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特別編集 高野山 大圓院【宿坊】への旅 /香華堂報162号[2014,07/01発行]
【第2回 大圓院・奥の院・金剛峰寺】 高野山宿坊の大圓院には、夕方に到着しました、山門には手水桶と杉の葉がありました。これは昔、大名がこられた時に馬が飲むためで、杉の葉は水が殿様の籠や着物に跳ねないようにあるそうです。お伺いしたときは弘法... -
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特別編集 高野山 大圓院【宿坊】への旅/香華堂報161号[2014,06/01発行]
【第1回 慈尊院 丹生都比売神社】 ■前回160号の編集後記で高野山の宿坊に泊まったお話をご覧になった方からもっと詳しく情報が聞きたいというお声がありましたので、今回職人探訪から予定を変更して宿坊に泊まったお話をいたします。 今回高野山の宿坊、...