孝順寺
【所在地】新潟県阿賀野市保田4626-1 

今回は三度栗の孝順寺なのですが、まず、境内の池や庭の素晴らしさに目を奪われて、三度栗の栗の木のことを忘れてしまわないように気をつけてください。僕が行った時も本堂や書院を拝観しそれに気をとられてしまいそのまま帰りそうでしたが慌てて思いだし、三度栗の木はどこかなとお寺の奥様に聞きに戻りましたほどでした。その当時の栗の木は枯れてしまい、その若木が本堂手前左側にありますが、案内板などはありませんので、気を付けた方がいいでしょう。 さて、玄関から入ります。入館料を払って上ります。冬季(12月~3月)は休館されていますので、注意が必要です。玄関を上って拝観料を支払い、小さな小部屋があり宝物を拝見します。そして、本堂へ。こちらのお寺はどこかの屋敷を移築されたようで、ご本尊を安置する宮殿(くうでん)も須弥壇なしに畳の上に置かれています。そして、その右側手前に三度栗真影を安置した御厨子がありましたが、金襴の幕がかかっていましたが、案内の方がいらっしゃらず、呼びに行く勇気もなかったので幕が掛かった状態で写真だけ撮りました。本堂は後日、調べると上越の豪農の斉藤家の邸宅を移築したものだそうです。それ故あちらこちらを回ると興味深い部屋があります。僕が特に印象深っかったのは本堂右奥の建具が素晴らしい部屋です。特に天気のいい日は太陽の光で、建具の模様がくっきり浮かび上がります。 本題に戻りますが、本堂内の孝順寺由緒書きには「その昔越後ご遠流の親鸞聖人のお宿をさせていただいたことによって創建された寺院です。この地をお立ちになられる親鸞聖人に、焼いた栗を差し上げたところ、(わが教え真ならばこの栗芽生え、年に三度の結実あるべし)と足元にその栗をお植えになられました。やがてお言葉のとおりに栗が生じたということで(三度栗のご旧跡)ということで全国のご同行からお参りをいただいているのです。」その当時は6月と8月そして10月の年に三回花を咲かせたといわれています。本堂横には大きな池があり天気のいい日はそれを眺めながらぼんやりしたい気分です。こちらも団体で参拝される場合は事前に予約されていかれた方が賢明でしょう。そうそう、栗の木をご覧になるのを忘れないようにしてください。