興正寺
【宗派】真宗興正派本山
【所在地】京都市下京区堀川通七条上ル

京都駅より徒歩10分、非常に至便な場所にお寺はあります。西本願寺の南側に位置します。興正寺さんとの一番の思い出は、大谷大学在学中のことです。ゼミで、いよいよ卒論のテーマも決めて書き始めなければならない、4回生の夏頃だったでしょうか。興正寺境内にある興正会館で1泊の合宿をしたことがあります。大広間で先生にテーマを一人ずつ相談し、夜は遅くまで話あったことを今では懐かしく思います。また、他には、大晦日に除夜の鐘を撞きに行ったことでしょうか・・・。 さて、本題に入ります。本堂はその昔、興正寺の「ひとつ御堂」といわれ、日光東照宮の本廟、知恩院の三門と共に、日本三大建築の一つと称えられる立派なものであったそうです。しかし、残念ながら明治35年に火災にあい 、この本堂はすっかりなくなってしまいました。10年後の明治45年に再建されたそうです。現在は平成23年の宗祖親鸞聖人大遠忌法要に向けて、本堂内陣の仏具もすっかり修復し終わり、きらびやかな雰囲気になっています。御影堂は金箔と彩色がすばらしく、もう修復されて十年ほどたっているのでしょうか、金箔が落ち着いた色合いになっています。他にも御影石で経蔵自体を取り囲んでいる欄干などは珍しいものです。 興正寺という寺号は、日本に仏教を広めた聖徳太子の『正しい法を興しさかえさす』との意味からきているそうです。創建は鎌倉時代で、当初は京都山科に建立されました。その後、山科から京都東山の渋谷へと移りますが、その際、ご本尊が光を放ったことから、後醍醐天皇より佛光寺の寺号をいただきます。一時は本願寺を凌ぐ勢いだったといわれています。室町時代に、蓮教上人という方が、本願寺の蓮如上人と歩みを共にし、佛光寺を弟に譲り、多くの門徒と共に興正寺をおこしたそうです。その後は本願寺と歩調を合わせて移転をしていました。それゆえ、本堂の仏具も本願寺派との共通点が多々あります。また、近畿圏内では多くのお寺様が元々は興正寺から本願寺派に転派したお寺が多数ございます。


おすすめ情報

『時期』
御正忌報恩講 
毎年11月21日~11月28日
春法要
毎年4月初旬

宗祖親鸞聖人750回大遠忌法要 
第1期 「道を求めて」
2011(平成23)年4月20日(水)~4月23日(土) 4日間
第2期 「響きあういのち」
2011(平成23)年5月24日(火)~5月26日(木) 3日間
第3期 「共に歩む」
2011(平成23)年10月25日(火)~10月28日(金) 4日間
第4期 「興隆正法~仏法ひろまれ~」
2011(平成23)年11月25日(金)~11月28日(月) 4日間

『建築』
阿弥陀堂(大正4年再建)
御影堂(明治45年再建)

『その他』
舎利器(親鸞聖人)
三帖和讃