常照皇寺

【宗派】臨済宗天竜寺派

【所在地】 京都市右京区京北井戸町丸山14

1362年開創(かいそう)。正式には「大雄名山万寿(だいおうめいざんまんじゅ)常照皇禅寺」、以前は「常照寺」と略称していたそうです。京都の市内から北へ約一時間、京都に生まれ育った私でもこの地に来るのは初めてです。ちょうど桜のシーズン、観光客の車でごった返していました。門前には紅枝垂れ桜が迎えてくれます。総門をくぐると、勅額門、勅使門とつづく石段を歩いて行きます。庫裏から入り、方丈へ向かうのですが、そこには座敷の真ん中に神棚をまつるように仏像が安置されています。おそらく仏像奥の庭がこのお堂のどこからでも見ることができるように造られたのではないかと思います。方丈の向こうには怡雲菴(いうんあん)開山堂があり、両側上にライトアップされた十六羅漢像、正面上には方丈と同じく上段に弥勒菩薩像があり、その下を通り抜けると奥にここのお寺の開山である南北朝時代の北朝初代上皇、光厳院像が安置されています。私はここの左側に安置されている阿弥陀三尊来迎像が小さいながらもよく彫れているなあと思いました。また床が石畳なので、ヒンヤリした感じが緊張感を感じさせます。境内には御車(みくるま)返しの桜や、九重桜、左近の桜などもあり、花のお寺としても有名です。また、境内には30分ほどで回れる自然散策路もあるのも楽しみのひとつです。

 

 

 おすすめ情報

『時期』

   4月20日前後 桜

 

『彫刻』

阿弥陀三尊来迎像(平安時代) 国指定重要文化財