浄土寺(じょうどじ)

【宗派】高野山真言宗

【所在地】 兵庫県小野市浄谷町2094

  車で行くと山陽道三木小野インターを降りて、10分くらいのところにあります。休みの日に行ったのですが、人もまばらでゆっくりと拝観できました。電車だと、神戸電鉄小野駅から神姫バスに乗り10分ほどで到着します。お寺自体が平坦な場所にあるので、駐車場やバス停からもすぐに浄土堂におまいりできます。

 このお堂には快慶作の阿弥陀三尊仏が安置されています。ご本尊の阿弥陀如来像は鎌倉時代初期に東大寺を復興した重源上人よって造らしたといわれる、非常に巨大な立像いわゆる丈六(5.3m)の仏様なので、圧巻です。この仏像の特徴はご面相が非常にふっくらしていて、爪がすごく長いことです。私は快慶の緻密で繊細な仏像が大好きです。快慶作の仏像は3尺(90cm)くらいが多いですが、こんな巨像はないので、浄土堂までは心躍りながら向かいました。また、両脇の観音・勢至像も高さ3.7mもあります。堂内は外陣・内陣の区別がなく仏像の後ろまで回りこんで見ることができます。また、この阿弥陀三尊仏は東向きに立っていらっしゃるので、夕方になると、後ろからの西日が後光のように見えるらしいです。昼間は仏像の後ろ側の蔀戸(しとみど)(格子の扉が)が開け放れていているので、そこから光が入ってくるようです。私は午前中に行きましたのでわかりませんでしたが。仏像好きな方には是非お勧めしたいお寺です。

 

 おすすめ情報

『時期』

春・秋の彼岸 西日のご来光

 

『彫刻』

阿弥陀三尊像 快慶作(鎌倉時代)【国宝】

 

『建築』

浄土堂(鎌倉時代)【国宝】