瑞龍寺(ずいりゅうじ)

【宗派】曹洞宗

【所在地】 富山県高岡市関本町35

  山門をくぐり、境内に入るとまず目に飛び込むのが青々とした芝生です。そして正面には仏殿、法堂が一直線上にあり、そして、それを取り囲む回廊が見事に調和し、すがすがしさを感じます。禅宗の伽藍配置のお手本となるお寺で、伽藍瑞龍とよばれます。

 加賀藩二代藩主前田利長公の菩提を弔うため、1663年、三代藩主利常公によって、約20年間を要して建立されました。高岡駅より徒歩10分、車でもお寺のすぐ近くに無料大駐車場があり、平坦ですので足のお悪い方でもお参りできます。

仏殿に入ると釈迦三尊がすぐ手の届きそうなところにあるので、すごく親しみを感じます。屋根は金沢城石川門とここにしかない鉛板によって葺かれています。これは雪対策と、戦(いくさ)が始まったときに鉄砲の弾に作り変えるためだったそうです。

法堂(はっとう)は書院造りの落ち着いた雰囲気で正面に前田利長公の位牌が安置されています。また、欄間の長押と柱を合わせると、鳥居の形をしています。これはボランティアの方の説明によると、昔から高岡は天神信仰がさかんで、こっそり組み込ませてしまったそうです。

平成9年に仏殿と法堂そして山門が国宝に指定されました。建造物としては法隆寺綱封蔵の国宝指定(昭和42年)以来実に30年ぶりです。ちなみに私の妻の実家まで徒歩5分です。昔は静かで誰でも気軽に入れたお寺でしたが、最近は観光客も増え地元でいちばんの有名スポットとなっているようです。

 

 

 おすすめ情報

『時期』

利長忌 薪能記念文化講演   5月20日

宝物展 11月1日~3日(保存会主催)

 

『建築』

仏殿・法堂・三門(江戸時代)【国宝】

 

総門・禅堂・高廊下・大茶堂・回廊『重要文化財』