平等院

【宗派】単立(天台宗 浄土宗で管理)

【所在地】 京都府宇治市宇治蓮華116

 京都の南、宇治に位置します。JR宇治駅からだと商店街を抜けて、京阪宇治駅からだと宇治橋をわたり、お土産屋さんお茶屋さんを横目にみながら向かいますので、行くだけで楽しい気分になります。創建は約1000年前、関白藤原道長が左大臣源重信の婦人から譲り受けた別荘をその子頼通が、永承7年(1052)にこれをお寺に改め、平等院としました。鳳凰堂は入母屋造りの中堂と宝形造りの楼閣および切妻造りの翼楼からなっていますが翼楼は鳳凰の羽のデザインのためだけに造られていて、人がとおることができません。中堂の後ろに尾楼があり上からみるとまさしく鳳凰です。鳳凰堂は10円玉の表のデザインとしても有名で昭和26年に採用されています。御本尊は※丈六の阿弥陀如来像で平安時代の後期仏師定朝によって造られたものです。その技法は寄木造りの最高傑作とされ、いまだに現代の仏師の規範となっています。法界寺、法金剛院とともに定朝の三阿弥陀と呼ばれたこともあります。

 手前にある池を阿字池と呼び、お堂を取り囲むようにあります。これを洲浜といい、お西の仏具、洲浜型香炉台をここで実感することができます。中には鳳翔館という宝物館があり、前の青銅製の鳳凰や雲中供養菩薩像を拝観することができます。

 

時期『4月下旬~5月上旬 藤棚』

仏像『阿弥陀如来像<国宝> 仏師 定朝作(平安時代)』

修理中・17年8月末まで

『雲中供養菩薩像』  

仏具『天蓋(丸と四角を合わせた珍しいもの)<国宝>』 

   修理中・ 平成17年9月~19年8月末まで

建築『鳳凰堂(平安時代)』