コラム

ただ今、香華堂ホームページを作成中です。来年春にはお披露目できると思いますが、なかなか大変です。数年前から作ろうとは思っていましたが、なかなか進まず、ついにはそういう分野に詳しい友人に頼みました。まずとりかかったのが会社の顔ともいえるトップページの写真の選定です。初めに候補にあがったのが仏具。当社にも何点か昔のいいものがあったり伝統工芸士の職人さんが作った宮殿などがありますが、今いちインパクトがたりません。次の候補は自然の風景。よく香華堂報の表紙の写真が素晴らしいとお褒めいただくことがあるのですが、トップページにすると個人的な趣味のホームページのようなのでこれも却下。いろいろ考えた末、我が家のご本尊にしました。このご本尊は先代の仏師中西祥雲という方に総白檀で彫ってもらったものです。すごく大きく見えるのですが、実はお身丈18cm(6寸)ほどしかないのです。撮影は写真が趣味の先の友人にしてもらったので、なかなかの出来映えです。その他にも、商品案内、納入例、香華堂報、リンク集、会社案内、そして各文面、商品の選定などしなければならない作業はたくさんあります。ところでホームページのよさはどこにあるのでしょうか。カタログの長所はじっくり閲覧できること。これに対しホームぺージの良さは、情報伝達が早くできること、パソコンさえあればどこでも見られることなどがありますが、私が思う一番の優れた機能は検索できることではないかと考えます。検索欄に用語を入れれば即座にその言葉を含むページを表示してくれるので、文献のようにいちいち目次をくる必要もありません。今でもよく香華堂報作成の際には資料をパソコンから検索したりしています。2005年新春にはアドレスを公開できると思います。完成までもう少しお待ちください。            

 

私のお寺めぐり

唐招提寺  

【宗派】律宗総本山  

【所在地】奈良県奈良市五条町13-46

唐招提寺は薬師寺と同じく近鉄橿原線、西の京駅から5分程のところにあります。平坦な道なので、高齢者の方でも容易におまいりできます。開山は唐から日本にはじめて正式の戒律を伝えた鑑真和上で、創建は759年になります。鑑真は12年にわたり5回の苦難を越え、6回目にして渡航に成功されました。753年日本の土を踏んだ鑑真は翌年2月に平城京に入り、4月には東大寺で聖武天皇に正式な授戒を行いました。 現在、金堂は2000年~10年計画で解体修理されており、本尊盧舎那仏などの諸仏は境内地の修理所や奈良国立博物館などに移されています。その中で、特筆すべきは向かって左の千手観音像で、当初、本当に千本の腕がありました。現在は欠損して953本です。なお、当初から千本の腕がある千手観音像は全国に数体しかないそうです。なお、御影堂(みえいどう)は鑑真和上のご命日に合わせて、毎年6月5日~7日 2005年は6月4日~12日に一般公開されます。失明された鑑真像をおまいりできるだけでなく、お堂には東山魁夷作の襖絵があり、それは誠に見事で圧巻です。 作家の井上靖氏が書いた鑑真を招請にまつわる歴史小説『天平の甍』、これを読まれてから、拝観されるのもいいかもしれません。 おすすめ情報時期『5月19日梵網会(ぼんもうえ)団扇まき(各界の名士が揮毫した団扇もまかれる) 6月5日~6月7日(2005年は6月4日~12日) 鑑真和上像特別開扉』仏像『金堂 盧舎那仏像、薬師如来像、千手観音像』現在金堂修理中         『御影堂(みえいどう)鑑真和上像』    仏具『金亀舎利塔(こんきしゃりとう)』絵画『御影堂襖絵(東山魁夷作)』